都市の速度に 飲み込まれないよう 四十五分歩き 十分休む リズムを 先に決めます。休憩では 写真を見返さず 離れて 眼と脳を 休ませます。午後は 歩幅を 少し短くし 微細な揺らぎに 焦点を合わせ 夕方の 黄金の時間帯に 集中できる 体勢を 整えます。
濡れた路面は 反射の格子を 生み 室内は 同期した足音の 合唱を くれます。防水メモ 細かな吸水クロス 透明の傘を 用意し 片手撮影の 動作を 事前練習します。危険な 滑りが 予想される箇所は 回避し 駅構内や アーケードの 規則の重なりを 積極的に 取りにいきます。
人物が特定される 近距離の撮影は 事前の声かけと 同意が 取れない場合 行いません。商店の内部では 店側の了解を 取り 撮影禁止の掲示には 従います。路上のアートや 生活痕を 批評する際は 嘲笑を避け 出来事の文脈を 調べ 敬意ある 言葉づかいで 編集します。
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